アレも仕事、コレも仕事。

某マイナーSNSで以下のような趣旨のエントリーをした


「顧客にブログの提案をしたら、書き方が分からないとか
 炎上したら困るとか『自分の気分』だけで返事してくるから
 イラッとして全部正論で返したらムッとされてしまった。
 どうしたら議論の相手が怒るか分かりながらそんなことして大人げなかった」


議論は正論だけで進むわけではない、ということがこの文の主題だったのですが、
みなさんからのコメントが「企業のブログ話」ばかりになってしまい、
自分の文章力のなさを呪いつつ、ブログの導入に迷う企業が多いのかなと感じた。


結論としては「書かずに済むなら書かない。書くなら真面目に書け」ということ。
今回はキャンペーンの進捗を報告したり、
顧客とのやりとりが不透明になりがちなのでそれを少しでも払しょくするために
ブログを書いた方がいいと判断しクライアントに提案した次第。
でも、企業としてのオフィシャルなメッセージを相当な頻度で発信することになるし、
何かアクシデントがあった時に当然そこにアクセス、コメントが集中するので
リスクを考えれば止めた方がいい。


で書くなら日記ではなく企業のメッセージなのでまじめに書く。
「親近感」を演出するために息抜き的な内容もたまにはいいかもしれないけど。
このへんの「まじめに書くもの」というあたりがどうも想像つかないらしく
先出のSNSのコメントに「企業のサイトに日記を書いても」とか
「仕事で忙しいのにブログなんて」とかおっしゃる方が何名か。
会社が「ブログ」を書くと決めたら「ブログ書く」ことは「仕事」になるの。
仕事だから真面目にやるの。


なんとなくネットはまだまだ「個人のおもちゃ」扱いされているからなんですかね?