2009-06-20

安くウェブサイト作ります。

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へいへい安いぜー　詳しく聞きたい方はコメント欄に連絡先を残していただけますか。

2009-06-13

くだらない

仕事の話

女性上司で部下のやる気・評価高め　コンサル調査
http://www.asahi.com/business/update/0612/TKY200906120094.html

そもそもどういう目的でなされた調査かわかりませんが、

> 山本教授は「まだ女性の上司は少なく、いま上司になっている女性は、
> 多くいる男性上司の平均と比べて資質的に優れている可能性がある」とした上で、
> 「社員のやる気を高めたいと思う企業は、女性上司を起用してみるのも
> 一つの方法かも」と話した。

「性差によって人事評価をしている会社がおおい可能性がある」とした上で
「社員のやる気を高めるためには（能力はともかく）女性の下につけてやったら」
って会社組織を馬鹿にしているとしか思えない発言ですよ。

男性は概して
「バリバリ、ガツガツ、俺の背中についてこい、仕事は見て盗め」的な人が多いので
そういう人のリーダーシップにはついてくる人が減っているということでしょうか。

もうちょっと突っ込んだ仮説を出すならば、
リーダーシップ育成方法に難を抱えている会社が多いということでしょうか。

何にしてもこの結果概要だけでは何とも。

2009-06-12

内容が分からない発注

仕事の話

「騎乗位さんにお願いしたい事がある」
「とある新商品の企画です」
「まずは商品企画の段階から参加してもらいたい」

マーケターを自称しているとこういう話はたまにあるんです。
ただ、広告代理店から仕事が来るのでお金にはならない。
何でかと。
「クライアントはそういう提案を広告代理店のサービスだと思ってるから」
マーケティングをするっていうことは消費者ニーズを把握しているわけですから
それに対して、ウチの商品はどうあるべきかって「ついでに」教えてよ、というわけ。

まぁ分からなくはない。

ところが「多くの代理店はマーケ機能を持っていない」
マーケティング的なことはしているけど、アウトプットは広告提案なので
「価値交換の効率化」をやっているとはちょっと言い難い。
製品原価の把握とか流通チャンネルの開発とか付加価値の取捨選択とか
そういったもののバランシングがマーケティングなのですから（と思ってます）。

ここでちょっと自慢が入ってしまうのですがマーケティングというのは
上記のようなものだと考えているので、代理店正社員時代から
「これって××なくすと価格もっと安くなりますよね？」とか
「この商品だと、ＧＭＳでなくコンビニに展開した方が」とか
『広告以外のマーケティング要素』に平気で口出ししていて
クライアントや担当営業に煙たがられていたもんです。

しかし、冷静に考えるとそこそこの規模の企業は分業が進んでいて
広告担当が開発や物流、営業にそんな意見を出せないんで、
あんまり結果にはつながらなかったですね。概して広告担当は立場が弱いですし。

そういう訳で、今もそういう話が来るんです。
ですが、広告代理店としてはそこでクライアントからフィーが取れない。
もちろん私が直取引してても難しいです。２度目からならまだしも。
クライアントがそんなことは無料だって思っている限り難しい。
私はクライアントにかかわらなければいいだけなのですが（苦笑、
代理店はそうもいかない、ので私に発注してくる。

で冒頭の電話の続き。
「毎週定例会を開いて企画会議をするので参加してほしい」
「調査、提案要求などは随時出てくると思うので対応してほしい」

あーめんどくさい、料金設定がむずかしい。
感覚的に時給１万円ってところがありまして、
１万円×８時間×稼働率５０％×２０日×１２か月＝９６０万円
で年収１千万円じゃんってのが根拠なのですが（苦笑。

毎週２時間の会議でるだけで２万円×４週＝８万円なんですが、
もちろん座ってるだけで８万円取るわけにもいかないので、
資料作ったり提案したり議論したり（時には議事進行から議事録まで！）するのですが
クライアントの要求が８万円で収まるかってところなんですよね。
対外稼働率５０％で見てるんで、毎週２時間で準備できることなのかどうか。

これが多分できない（苦笑。
代理店のドブ板営業の前にはコストの話とか意味がない。

あとは「対外的にオレを月８万円で拘束させていいのか？」という
ブランド戦略的な面もありますし（生意気にもｗ）

じゃあ、例えば１５万円取る。
そんだけ要求がでるのか、１年間で１８０万円って代理店の利益率は大丈夫なのか、
などなど不安要素ばかりになる。
ま、そこは自分の財布じゃないんで心配することじゃありませんがｗ

と固定給は危険だなー、という危険がしてくる。
８でも１５でも結局仕事量が見えないので妥当かどうか見えない。

都度払いにすると、要求出なかった時は、
毎週出てくるまずいコーヒーしかギャラがないってことにもなりかねない（苦笑。

とここまで考えて、
「月固定５万＋要求ごとに別途請求という形でもいいですか」と聞いたら
「ダメだ。定額で頼みたい」とのこと。

こちらとしては仕事量も見えないので、いろいろ考えてこの金額だと言ったのですが
どうも話が分からないようでして
「じゃあ、いくらくらいなら捻出できますか」と聞いたら
「いくら欲しいんだ」と返してくる。

その物言いにちょっとカチンと来て（沸点低いなぁ…）
「そりゃ出せるというなら２０でも３０でもいただきたいですし、
　いただいた分にふさわしい仕事をしますが、その定例会の話も長そうだし、
　となると月当たりの金額だと総額は結構な金額で、
　その割にそれほど予算が潤沢でもなさそうだし、
　ご心配して、そちらの予算に合わせる形で進めた方がよろしいと思ったのですが」

その後もちょっと水かけ論が続いたのですが、結論出ないまま電話を切る。

めんどくさいなー（苦笑。

でも、クライアントサービスのためにそんなにお金使ったらいかんと思うんですよね。